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[業界研究] アミューズメント・レジャー
業界関連用語
●東京ゲームショウ
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会主催による日本最大規模のコンピュータエンターテインメントの総合展示会。
どんな仕事があるの?
●接客スタッフ
施設の来場者に対応する。
●オペレーションスタッフ
施設や設備の管理、運営を行う。
●クリエイター
ゲームの場合なら、ゲームデザイナー・ゲームプランナーがソフトの企画・立案を行い、CGデザイナー・キャラクターデザイナーがグラフィックを作成、ゲームサウンドコンポーザーが音楽や効果音を作成、シナリオライターがストーリーを組み立てる。これらのスタッフを統括・管理するのがゲームプロデューサーである。
●営業
メーカーに対して自社商品を供給するよう、提案・交渉を行うほか、消費者に向けて販売するため、プロモーションの戦略を企画し、実行する。
●広告・宣伝
自社商品を消費者やメーカー、量販店などに向けて、プロモーションするための戦略を企画する。
レジャー業界
2011年以降のテーマパーク産業
レジャー業界で大きな存在となるのが、遊園地や博物館、動物園、水族館などによる「観光」だ。中でも、独特のコンセプトを打ち出すことができる「テーマパーク産業」は、ほかの施設では感じることができない個性や特色を出しやすいこと、地域のイメージ向上や活性化につなげやすいこと、大きな経済効果が見込めることなどが特徴。しかし長い目で見ると少子高齢化等で来場者数の減少を不安視する声も。各テーマパーク・遊園地は新施設の導入や期間限定イベント等で来場者にアピールしている。経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」による「遊園地・テーマパーク」の2011年の動向では、3、4月は震災の影響で売上が前年同月比の半分程度に落ち込むものの、夏以降は例年通りの数字となっている。
レジャーのデジタル化が鍵
スマートフォン、ツイッターなどの情報通信機器やサービスが急速に普及する中で、レジャーの「デジタル」化も進んでいる模様。デジタルの中で自己完結する楽しみ方ばかりではなく、デジタルがリアルの参加を促し、相互に活性化する展開が生じている。
日本生産性本部の行なった調査によると、情報通信機器を使用して参加したレジャーとしては、第1位「サッカーくじ(トト)」(62.8%)第2位「学習、調べもの」(59.1%)となっている。
上位20 位の種目の中には、「公営競技系」「ゲーム系」「創作系」「鑑賞系」などの種目グループが見られた。
震災後のレジャー
同じく『レジャー白書2011』によると、「戦後最大の試練といわれる「東日本大震災」により、わが国のレジャーもまた巨大な衝撃を受けた。施設の破壊、交通インフラの寸断、計画停電による営業自粛など、影響は多方面にわたった。さらに、地震・津波・原発につぐ第4の災害といわれる深刻な「消費自粛」を経験し、外国人旅行客の回復も遅れた。
今回の震災は、レジャー・観光産業の役割と存在意義が深く問い直される機会にもなった。」としている。やはり今後の復興にはレジャー生活・文化・産業の復興が不可欠であるようだ。
業界関連用語
●パワースポット
行くと元気が出る、願いが叶うなどと信じられている場所のこと。
日本でパワースポットと呼ばれる場所は神社仏閣や山が多い。パワースポットを訪ねるツアーなどが盛んに企画されている。
●貸農園
安全な食べ物を自分で作りたい、土と触れ合いたい、などのニーズに対応するのが、「貸農園」「市民農園」などと呼ばれる施設。全国に3,000個所を超えており、郊外の広大な土地にあってピクニック気分で楽しめるものや、都会の私鉄電車が線路上のスペースを利用したものなどさまざま。種まきから収穫まで専門家がサポートしてくれ、週末に家族で作業を楽しむというスタイルが多い。
●東京スカイツリー
東京都墨田区押上に建設された電波塔。2008年7月に着工、2012年2月竣工、同年5月22日オープン予定。634.0mと電波塔としては世界一の高さ(この数字は武蔵国と掛けている)。新たな観光地として周辺地域への経済効果も期待されている。