グループ面接の時に長く話をする人がいます。同じように話すべきでしょうか？ グループ面接の時、一つの質問に対して３分から４分くらい話している人がいるのですが、私もそうするべきでしょうか？

面接は「コミュニケーションの場」です。「演説の場」ではないということを認識しましょう。そう考えると、一人で３分も４分も話すことはよいことでしょうか。あなたもその面接の場にいてよい気持ちがしましたか。たぶんしなかったと思います。今度そのような人がいたら面接官の顔を観察してみましょう。もしかしたら「うんざり」といった顔をしているかもしれません。その人の話が興味深いものであればよいのですが大方の学生はそんなに面白い話をしている訳ではないと思います。逆に、コミュニケーションだということを考えると、短すぎるのもよくありませんね。短すぎると、相手にこちらの意図が伝わりません。短すぎず、長すぎず、このバランスが「いかにその場の空気をを読めるか」ということにつながります。ですから、長すぎる人の真似をする必要はないと思います。それよりも自分のことをいかに簡潔にわかりやすく伝えるかということを考えてみましょう。