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[職種研究] 企画・商品開発

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何をやる仕事?

企画・商品開発は、顧客のニーズを汲み取り、“売れる”商品をカタチにしていく仕事。食品や家電などの消費材の場合は、世の中のトレンドや消費者の嗜好を汲み取ったうえで、それにジャストフィットする商品に仕上げなければならない。試作やモニター調査などを何度も繰り返しながら、既存商品との差別化をはかって新しいものを実現する。

また、それにふさわしい流通経路や販売戦略も練っていく。営業や生産部門をはじめとする各部門との連携、スーパーやコンビニなどの小売業者、ときには広告代理店など、さまざまな方面との関わりのなかで仕事をすることになる。

一方、電子部品や化成品など工業品の場合は、業界(あるいは特定顧客企業)が求める機能・付加価値を実現する商品をめざしていく。価格面も含めた目標設定に対して、それを実際に商品化するための技術力がポイントになるので、研究部門や生産部門との連携が不可欠だ。バイヤー、店舗責任者、モニターを依頼する一般消費者など、非常に多くの人々との関わりを持つ仕事である。

どんな能力やスキルが求められるか?

■独創性・発想力よりも、情報収集・分析能力や、自社の商品理解・業界の動向などの知識が重要となるので、新卒ですぐに配属される可能性は低い。

マーケティングの知識も、身につけておくと役立つ場合がある。

■消費材の場合は、世の中の変化や流行の波を敏感にとらえることが大切。どんなときも消費者の視点を忘れてはならない。

■工業品の場合は、新しい技術動向についての理解も求められる。

■自社のリソース(技術・ノウハウ・設備)をいかに活用するか、トータルな判断力も重要となる。