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[職種研究] アナウンサー

何をやる仕事?

アナウンサーとは「言葉のプロ」であり、「声と言葉を使って多くの人間に情報を伝える」ことが仕事。テレビでのアナウンサーの仕事は、大きく「スポーツ」「報道」「バラエティー」の3つに大別できるが、ほかにもラジオのパーソナリティーやイベントの司会などを務めることも多い。主な就職先としては、地上波テレビ局やラジオ局、衛星放送のBS局やCS局、ケーブルテレビを放送するCATV局などがある。一見華やかな職業だが、正しい日本語の話し方、発音、知識を確実に身につけていなければならず、アナウンス学校に入校し、学ぶ人も多い。また、映像だけでは伝わらない情報を的確に他人に伝える技術と知識を日ごろから磨くため、常にアンテナを張り、勉強することが必要とされる。

なお、テレビ局で数年の経験を積んだあと独立したり、事務所に登録してフリーアナウンサーになるという道もある。事務所に登録する場合、局アナなどの経験者しか採用しないところもあるが、面接で素質が認められれば実績に関係なく採用されるケースもある。

どんな能力やスキルが求められるか?

■人前に出ることや人と関わることが好きな人に適性がある。

■よく通る発声、聞き取りやすい話し方、正しい日本語(標準語)の発音、正しい日本語の知識(常用漢字、地名、人名の読み方など)が必要。

■常にあらゆる物事の表現力を磨いておくことが求められる。におい、手触り、味などの感覚的なことはもちろん、伝えようとする対象について事前に理解しておくことが大切。

■アナウンサーはついうっかり発した言葉も公共の電波で何千、何万の人に伝わってしまう、責任のある仕事。普段から正しくきれいな日本語を使い、品格を問われるような言葉を使わないということが求められる。