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[職種研究] 保育士

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何をやる仕事?

保育士は、保育園、保育所をはじめとする児童福祉施設で、両親に代わって、子どもの年齢に応じた生活全般にわたる指導を行う。幼稚園が知育を目的としているのに対して、保育園は子どもたちの心と体の成長の手助けを第一の目的とする。保育園では、0歳児から5歳児までの子どもを預かるので、0歳の赤ちゃんのおむつの取り替え、2歳までの子どもにはお手洗いのしつけ、着替えなど、親が行うのと同じ役割を果たす。ひとりで数人の子どもを世話するので、体力的にもハードだ。3歳以上の子どもとは一緒に遊ぶことで、協調性や感性を育てていく。

少子化が進む昨今だが、その傾向とは裏腹に共働き夫婦の増加によって保育士のニーズは上昇している。公立保育所のほか、児童館や幼児教室、企業内保育所、デパート・レジャー施設の託児所など、保育士の活躍するフィールドは広がる一方だ。また、児童養護施設でも保育士が活躍しており、この場合は、保護者がいない子、虐待を受けた子など、さまざまな問題を抱えた子を養育する仕事で、心のケアも重要となる。

どんな能力やスキルが求められるか?

■言うまでもなく、子どもが好きなことは絶対条件となる。その気持ちがないと長続きしない。

■保育士になるには、2つのルートがある。ひとつは、大学・短大・専門学校にて「保育士資格」に必要な単位を取得して卒業する方法。もうひとつは、所定の教育・実務経験を満たしたうえで、都道府県が実施する「保育士試験」に合格する方法である。

■子どもと密着して過ごすため、精神面でも体力面でもタフさが要求される。

■子どもを育てた経験が歓迎される職業なので、出産・子育て後に再就職しているベテランも少なくない。