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[職種研究] 証券アナリスト

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何をやる仕事?

証券アナリストは、経済、産業、社会など幅広い領域にわたる知識をバックボーンとして、業界や個々の会社の将来性や株価の動向を分析するスペシャリスト。証券会社、保険会社、銀行や格付け機関、シンクタンク、投資顧問会社、一般企業の資産運用部門などに勤務するほか、個人で活躍する証券アナリストもいる。証券市場は、さまざまな要因に敏感な反応を示す。公定歩合、国際情勢、為替や原油価格はもちろんのこと、政治家や知識人、要職者の発言なども影響する。

こうした複雑な要素をすべて考慮に入れ、今後の経済や株価がどう推移するかを判断しなければならない。ただデータを分析するだけではなく、ときには企業トップにインタビューしたり、新製品や流行のリサーチを行うなど、さまざまな努力が必要とされる職種だ。

どんな能力やスキルが求められるか?

■幅広い知識と証券市場に対する独自の感覚が必要となる。新卒ですぐにこの仕事を任されるということはない。

営業などの部門で経験を積んだのち、日本証券アナリスト協会の検定試験に合格してこの仕事に就くというのが通常のステップ。

■生きた情報を収集するには、人脈が不可欠。経済界や実業界、マスコミなどにネットワークを広げる手腕が問われる。

■分析するべき情報が膨大なので、情報収集力、分析力、取材力がものを言う。