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[職種研究] 融資・資産運用マネージャー
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何をやる仕事?
資産運用のスペシャリストとして、任された資産をもとに利益を稼ぐ仕事である。融資マネージャーは、銀行、証券、生保、損保などの金融機関を舞台に活躍し、自社が保有する資金を法人や個人に融資する。
一方、資産運用マネージャーは、資産を株式や債券に投資して利ザヤを稼ぐ仕事で、金融機関のみならず一般企業の財務部などにも所属する。金融機関の場合は、投資家から預かった資産の運用が中心。投資家へのコンサルティングを行いつつ、債券や株式への資金投資を実行していく。一般企業での資産運用マネージャーは、自社の資産を元手として投資・運用を行う。
いずれにせよ、入社してすぐに融資・資産運用マネージャーとなることはありえない。銀行ならばリテール(個人向け)営業などで経験を積んだ後、一般企業であれば経理や会計などの部署を経由して、というのが通常のキャリアプランだ。
どんな能力やスキルが求められるか?
■入社以前から身につけておくべき特別な知識・スキルはないが、学生時代に金融商品に関する基礎的な勉強はしておいたほうがよい。
■入社後は、仕事をするなかで、経済や金融についての広い見識を養っていくことが重要となる。
■融資マネージャーの仕事で重要なのは、融資先の状況を把握してリスクを最小限に抑えること。ときには先方の経営にまで踏みこむ経営コンサルタント的な才覚も要求される。
■一般企業の資産運用マネージャーは、金融機関などの協力を得ながら仕事を進めるケースが多い。イニシアチブを取りながら信頼関係を培っていける人間的スケールの大きさが問われる。
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