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[職種研究] 記者・ライター

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何をやる仕事?

新聞記者は新聞社の社員であり、新聞の記事を書くのが仕事。「夜討ち朝駆け」という言葉があるように、スクープのためには深夜、早朝であっても現場に駆けつける。ただし、最初からそうした部署に配属されることは少ない。全国紙の場合は、たいてい地方支局からのスタートだ。ここで取材から記事の書き方まで徹底的に叩き込まれる。取材経験を積んだのち、各自の個性、能力、適性、希望に応じ、より専門的な分野に進むことになる。たいていは40代後半になると、記者が書いた記事をチェックする「デスク」に昇格する。また、独立してフリージャーナリストや評論家になる人もいる。

ライターも文章を書く仕事だが、新聞記者とは記事へのアプローチが違っている。報道に関わる一部のルポライターを別にすると、編集部や代理店の狙いに従って読む人に効果的に内容を伝えることが主眼だ。また、広告業界のライターは商品説明のボディコピーや、商品パンフレットの文章などを手がける。また、音楽、ファッション、旅行、クルマ、ビジネスなど専門分野を持って仕事をしているライターもいる。

どんな能力やスキルが求められるか?

■記者は物事の本質、真実を報道するのが仕事。文章を書く力に加え、ものの見方、考え方が多角的で、柔軟な発想ができることが不可欠。

■政治部や社会部の新聞記者には、他社を出し抜くための独自取材と敏速な対応、タフな精神と肉体が求められる。

■情報力・知識と人脈が大きな財産。仕事をするなかで、その財産をどこまで膨らませることができるかで、将来の成功が決まるといってよい。