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[就活用語集] 男女雇用機会均等法

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「男女雇用機会均等法」は1986年4月から施行されました。職場での男女平等を確保し、女性が差別を受けずに、家庭と仕事が両立できるよう作られた法律です。

この法律によって職場における男女差別はかなり改善されましたが、まだ不十分だということで、1997年の全面改正を経て、2007年に再改正されました。新しい改正点としては、表面上は差別に見えない慣行や基準が、実際には一方の性に不利益となる「間接差別」の禁止、妊娠や出産などを理由とする退職強要や職種・配置転換などの不利益な扱いの禁止、さらに女性だけなく、男性へのセクハラ防止対策を企業へ義務づける、などが挙げられます。これまでの、女性のみに焦点を当てた内容ではなく、もっと広い意味で性差別を捉えているのが特徴です。

少子高齢化社会を迎えて労働力の減少が避けられない現在、女性が出産を終え、育児をしながら職場に復帰できるような環境を整えることは、これまで以上に企業の重要な課題となっています。法的にはほぼ整ったと言ってよく、今後は具体的な企業の取り組みが問われていくでしょう。

結婚と出産

女性にとって「結婚」と「出産」は、人生の大きな節目となります。結婚を機に会社を辞めるというケースは少なくなりましたが、出産となるとそうともいかないと考える女性も多いようです。自分の人生において、将来、「仕事」「結婚」「出産」の3つを“どのように折り合いをつけていくのか”ということをきちんと自己分析し、自分の考えをまとめることが大切だと言えるでしょう。あなたの描いている人生を実現できる企業が、きっとどこかにあるはずですよ。