就活大百科[キーワード1000]就活でわからないことは、すべてここでカバー! 就活ノウハウ、業界研究、職種研究、就活の疑問を解決!

就活大百科 キーワード1000 トップ > 就活用語集 > 総合職・一般職

[就活用語集] 総合職・一般職

関連キーワード

「総合職」とは広辞苑によると「企業で(昇進に限定のない)総合的業務にあたる職」とあります。もっと具体的にいうと「総合職」はさまざまな職種を経験しながらキャリアを積み、将来は幹部候補生となる職のことで、転勤の可能性があります。また、「一般職」とは「企業で、定型的な一般業務にあたる職」とあり、「原則として転居を伴う異動がない」となっています。

男女雇用機会均等法」の施行により、男性は責任のある仕事、女性は補助的な仕事という形の募集ができなくなったため、「総合職」と「一般職」を設け、どちらかを選ばせる方式が現在では主流になっています。入社当時は「総合職」と「一般職」であまり給与の差はありませんが、入社5、6年もすると差が開いてきます。キャリアアップをめざすなら、「総合職」を選択することになりますが、残業、転勤などもいとわない覚悟が必要です。

なお「一般職」で入社後、「総合職」に転換できる機会をもうけている企業もあります。企業によって「総合職」と「一般職」の仕事内容や待遇がそれぞれ違うので、企業研究をしっかり行ってください。

そのほかにも「準総合職」「専門職」採用などもある

各社で規定は異なっていますが、「総合職」「一般職」以外にも「準総合職」「専門職」といった募集職があります。「準総合職」は仕事内容は「総合職」とほぼ同じですが、転勤がなかったり転勤する地域の範囲があらかじめ決まっている場合が多く、「専門職」は希望する職種に就けて、異動もないですが、昇進などの点で「総合職」とは異なる条件になる場合が多いようです。