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[就活用語集] コンピテンシーモデル

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コンピテンシーとは、「活躍する人が特徴的に持つ行動や考え方」のことです。たとえば、大リーグで活躍するシアトルマリナーズのイチロー選手は、「活躍している人」であることを多くの人が認めると思います。このとき、自分もいずれは大リーグで活躍したいと考える野球選手は、「イチロー選手は行動や考え方にどんな特徴があるんだろうか?」と分析し、イチロー選手ならではの優れた行動や考え方を自分の中に取り入れ、自分の飛躍のヒントとします。つまり、大リーグを目指す野球選手にとって、イチロー選手はコンピテンシーモデル(=模範とする活躍者)になり得るわけです。

コンピテンシーモデルを求めるのは、自分の成長や成功のためです。成長や成功を目指すにあたって忘れてならないのは、「自分の中のコンピテンシー=自分のよき行動特性や考え方」、もっと簡単にいえば、「自分の長所や武器、特長」に目を向けることです。そのためにも以下のことを心がけましょう。

■自分がやる気になって頑張れる世界を探す
■自分のコンピテンシーを意識して伸ばす
■コンピテンシーモデルから吸収し自分のコンピテンシーを増やす、さらに伸ばす

自分の成長の近道=コンピテンシーモデルに学ぶ

人が成長や成功を目指すうえで効果的なのが、「見習う」「模倣する」「吸収する」ことです。先輩の中には、内定をいくつも獲得した人もいれば、まだ獲得できていない人もいます。就職活動における「コンピテンシーモデル」とは、当然、内定を獲得した先輩です。そこで内定を獲得した先輩に話を聞きましょう。「就活ではどんな行動を心がけ、常に考えていたことは何か?」と。また、社会人の先輩にも積極的に会いましょう(=OB・OG訪問)。「仕事に対してどんな思いを持って取り組んでいるか、日々どんな行動を心がけているか」を聞き出すのです。人事が求めているのは学生ではなく、社会人の卵です。社会人の先輩によい影響を受けることが、学生から、社会人の卵へと成長する近道です。