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[就活用語集] 就職売り手市場、買い手市場

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「売り手」というキーワードとセットでおさえておきたいのが「買い手」です。これがデパートならば、「売り手」はデパートであり、「買い手」は消費者となります。では、就職市場における「売り手」とは? 「買い手」とは? 「売り手」は、就職したい学生。「買い手」は、採用したい企業。なぜ、このような表現になるのか? 雇用するにあたって、給与というお金を支払うのが企業だからと考えるとイメージしやすくなるでしょう。

就職市場は、売り手が優位になったり、買い手が優位になったりと変動するものです。たとえば企業のトータルの求人数が少なければ、就職は狭き門となり、企業はじっくりと応募者を選考でき満足度を高めることができますが、一方で応募者である学生は苦労することになります。よって、企業側優位であり、このような場合は、「就職買い手(優位)市場」となるわけです。逆に、企業のトータル求人数が膨れあがったにもかかわらず、就職希望学生数が変わらなければ、就職は広き門となります。結果として、学生は就職先企業をじっくり選ぶことができ満足度を高められ、企業は優秀な入社予定者の確保に苦しむことになります。よって、「就職売り手(優位)市場」となるのです。

今年の就職活動ってどうなる?

2008年の金融経済危機により、急速に景気悪化が進みました。それに伴い、企業側の採用活動も「厳選採用」に変わってきています。その狭き門を突破するには、限られた時間の中でインターンシップに参加したり、自己分析業界研究など、早期からの積極的な活動を行うことが、とても大切になります。