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[就活用語集] 成果主義/能力主義

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成果主義とは、達成した結果によって待遇を決定していく制度です。たとえば、会社に1億円の利益をもたらしたAさんと、100万円の利益をもたらしたBさんの間には、9,900万円という成果の差があります。この結果、たとえばAさんのボーナスは2,000万円、Bさんは20万円というように、報酬に差がつくことになります。一方、能力主義とは、能力に応じて待遇を決定していく制度であり、成果主義に近いものです。ただ、成果主義に比較して、成果に至るまでの取り組みや、過去の貢献実績なども加味しながら、その時、その時の、結果一辺倒にならないように配慮された制度といえます。つまり、能力はあるのに、たまたま成果に結びつかなかった人にも配慮された制度と言えます。

現代は、社員全員が一緒に成長していける時代というよりは、シェアの奪い合いに勝ったものだけが成長できる競争淘汰の時代と言えます。そのために会社は、いかに人材の能力開花や発揮を促し、会社全体の競争力を高めるかを、会社戦略の重要課題に掲げています。このことをみなさんは、厳しいと感じるでしょうか? それとも、人材こそが最高の財産であることを会社が認識していることは素晴らしいことだと感じるでしょうか? 正直なところ、不安が先行してしまう人もいると思います。でも、過度に心配しないでください。新入社員には新入社員の基準が、3年目社員、5年目社員、10年目社員…には、それぞれに応じた基準があって、長期的にステップを踏んでいける場所、それが会社なのです。また、会社は教育というサポート体制も備えています。

自分の頑張りを発揮できる仕事を探していこう

大切なのは、「成果を出せるか、能力を発揮できるか」を心配する前に、「苦しくても、やりたいことだから頑張れる」仕事に就くことです。「やりたいことだから頑張れる」仕事に就けば、きっと能力も結果もついてきます。努力も抵抗なく、むしろ楽しく行えるでしょう。そうすれば、不安に思えていた成果・能力主義が、「頑張りに報いるよい制度」と思えるようになるでしょう。「自分の頑張りを存分に発揮できる、やりたい仕事の発見」に、全力を注いでください。