留学経験を生かしてグローバルにビジネスを展開している企業で働きたいと思っていたのですが、いろいろと企業研究を進めるなかで日本企業での働き方がどうも自分にはしっくりきませんでした。そんなときに友人から東短ICAPのことを聞いて、じっくり時間をかけて会社見学をさせていただきました。

マーケットが開いている取引時間中は金融取引に関する専門的な英語が社内で飛び交っており、非常にスピード感があり、活気がある職場だと実感しました。また、社風がとてもオープンでフラット、国籍や年齢、性別などに関係なくチャンスが広がっていて、自分ががんばっただけ評価され、金融のプロとして将来的に大きく成長できる可能性がある職場だと確信でき、入社を決めました。

東短ICAPの営業部には、円スワップデスク、円金利オプションデスク、外貨スワップデスクといった3つのセクションがあるのですが、私は今、円スワップデスクでインターディーラーブローカーのアシスタントをしています。全体で30名弱のセクションで、年齢層も幅広く、20代の先輩も活躍しています。

具体的な業務内容としては、お客様である大手金融機関から提示された注文のプライスを社内のボードに記入したり（ボードライター）、社内システムに入力する業務をしながら、インターディーラーブローカーのサポートをしています。

2022年の入社なのでちょうど1年が経過しました。ようやく職場で飛び交う金融取引に伴う専門的な英語にも慣れてきたところです。

マーケットの環境は世界情勢や国内外の経済状況に応じて刻々と変化しますので、毎日が新しいことの連続です。私が主に担当している東京金利デリバティブ市場の主力商品である円金利スワップは、１日から40年までさまざまな取引期間の商品があり、期間によってまったく動きが違います。

また、円以外にも円とドルの金利を交換する商品も扱っており、為替相場の影響で金融商品の相場が動いたりもするので、いろいろな環境変化で金融商品の相場がダイナミックに変化し続けるので、とても刺激的な職場です。

東短ICAPのブローカーが取り扱う取引の最低単位は10億円で、通常は50億円単位の取引を日々何十件何百件とこなしています。瞬時に1000億円の取引が成立することもあります。専門的な話になりますが、デリバティブ取引では実際に元本が動くわけではないのですが、経済規模、ビジネススケールの巨大さはこの仕事の魅力と言ってもいいと思います。

それだけに国内外の大手金融機関のお客様との信頼関係が何よりも大切です。お客様は全て金融のプロ中のプロの方たちばかり。そんなお客様のニーズやご要望をきめ細かくすくい上げ、お客様の意思決定に必要な情報をどれだけ迅速にキャッチし、正しくインフォメーションできるかどうかがブローカーには求められます。

デリバティブ、金利スワップ、金利オプション、通貨スワップといった専門用語を聞くと、金融や経済に関する専門知識が必須ではないかと心配される学生さんがいらっしゃるかもしれませんが、そんな心配はまったく不要です。

業務に関しては、経験豊富なチューター（指導係）が丁寧に指導してくれますし、何より先輩社員たちはみんな面倒見の良い人ばかりで、とても親切に教えてくれます。ちなみに職場の社員の約3割が外国籍の方です。

確かに業務では金融取引に関する専門知識ばかりでなく、マーケットに大きな影響を及ぼすファンダメンタルズ（経済の基礎的条件＝経済成長率、物価上昇率、財政収支など、国や企業などの経済状態などを表す指標のこと）を理解し、ファンダメンタルズを分析して株価や為替の値動きを予測する能力も身に付きます。

学ぶべきことは多いですが、ハードルが高ければ高いだけ、一人の金融のプロとして大きく成長できる可能性があります。また、自分が成長し成果を挙げれば、それが収入にもダイレクトに跳ね返ってくる仕事です。求められるのは、「気力、体力、集中力、判断力」。情熱をもって仕事に取り組める方であれば大丈夫です。

東短ICAPは、留学経験を生かしてグローバルな環境で仕事をしたい方、将来的に金融のプロフェッショナルとして活躍したい方、年齢や国籍、性別、出身大学に関係なくフェアな職場で働きたい方にぴったりの職場です。

とにかく一度会社見学に来てみてください。夏場ならアロハシャツを着てリラックスして仕事に取り組んでいる社員と出会えるかもしれません。堅苦しさはまったくなく、役員をニックネームで呼ぶほどフラットでオープンな職場です。日中はしっかりと仕事をして、夕方6時になったら仕事は終了。オンとオフの切り替えもバッチリです。

Tomorrow is always brand new day！
東短ICAPは、常に人と共に進化し続ける刺激的な会社です！