NIPPON TANSAN GAS CO.,LDH.
日本炭酸瓦斯(株)【マイナビ/グローバル人材紹介サービス】
最終更新日: 2024/02/22
鉄鋼・金属・鉱業 / 電力・ガス・エネルギー / 精密・医療機器
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東京都足立区青井3-12-15
日本炭酸瓦斯(株)【マイナビ/グローバル人材紹介サービス】
アメリカを中心に、アジア、アフリカでもビジネスを展開! 少数精鋭だからこそ成長できる可能性が大きい仕事です。
H・T
氏名: H・T
入社年月: 2010年入社/13年目
出身学校: San Jose State University International Business
部署: 海外営業部
職種: 営業
海外出張の機会は年3、4回ほど。2週間かけてアメリカ東海岸のディストリビューターと一緒に顧客を訪問
北米とアジア市場(中近東やアフリカを含む)向けの営業を担当しています。
北米市場の場合は、アメリカ東海岸のニュージャージーに当社のディストリビューター(販売を仲介する企業)がおり、普段はそのディストリビューターとの電話やメールでのコミュニケーションを通して、取引先企業の情報をきめ細かく収集し、オーダーごとに予算、納期、生産量などを交渉していきます。

営業担当は、自社の生産工場との納期調整役も担いますので、顧客やディストリビューターから受けた引き合いをもとに、工場と納期の確認を行い、価格や出荷時期、また製品の仕様について先方と交渉します。
一方、アジアやその他のエリアにはディストリビューターが存在しませんので、このエリアの顧客とは直に連絡を取り、営業活動を行います。

海外出張はアメリカが中心です。1年に3,4回程度で、約1~2週間程度の日程で出かけます。出張先では、ディストリビューターと一緒に顧客訪問を行ったり、関連する展示会や業界団体の会議に出席したりします。出張時は、近ければ自動車で、州をまたぐ場合は飛行機で移動します。

アメリカには得意先がたくさんあるので、基本的には既存顧客を訪問することが多いのですが、「こういう商品が作れないか?」といった新規案件のお問い合わせを受けることも少なくありません。その場合は、先方の要求も確認した上で事前にアジェンダ(行動計画表)を作成し、技術的な質問にお答えする必要があれば、当社のエンジニアを同行することもあります。その際はもちろん通訳としての役割も担うことになります。
アメリカの大手飲料メーカーから2年かけてカクテルサーバー用ガスカートリッジを受注!
コロナ禍前のことになりますが、アメリカの大手メーカーから家庭用のカクテルサーバー用のガスカートリッジの引き合いがありました。
まずは先方の要望を確認し、そのうえで試作品を製作して提出。約2年かけて受注に成功し、最終的に年間で70〜80万本を販売することになりました。

ビジネスですから、もちろんライバル企業との戦いはあります。特にアメリカ市場の場合は、基本アメリカに同業のメーカーがないため、ヨーロッパやアジアの企業がコンペティターになります。アメリカに向けて日本から輸出するのとヨーロッパから輸出するのとでは、納期や輸送コストなどの条件で差がつきません。品質に自信があるとはいえ、受注するにはディストリビューターと密に情報交換し、しっかり連携することが求められます。

コロナ禍の影響で、去年の前半までは海外出張に行くことができませんでした。ディストリビューターや顧客との商談もメールやWEB会議が中心になっていたので、コミュニケーションの取りづらさを痛感していました。しかし、ようやく以前のように海外出張にも問題なく出かけられるようになったので、とにかく今は顧客のニーズや情報を懸命にアップデートしている最中です。

アメリカではライフジャケット業界の大きなイベントが年に数回、開催されるので、そういった展示会や業界団体の会議にも出席し、市場のニーズを細かく収集します。取引先メーカーの担当者は購買部門の方が多いので、ユーザーのリアルな声を聞くために、メーカーの最前線で活躍している営業担当からも情報収集するように心がけています。
少数精鋭だから海外出張のチャンスが多く、幅広い経験ができる!
自分の担当は、北米とアジア(中東、アフリカ含む)が中心なので、英会話ができれば仕事で苦労することはありません。しかし、海外営業部で仕事をするには、出荷・貿易業務の理解がマストであり、また、純粋な営業業務だけでなく国内外の関連規格や法律も理解しておく必要があります。

それに、海外営業部は少数精鋭の部署なので、普通なら他部署のスタッフが担当するような仕事も自分たちで行う必要があります。しかし、その分、幅広い経験ができるので自己研鑽にもつながります。海外営業部のスタッフは、貿易、高圧ガス、危険物、輸送などの専門知識を身につけながら、関連資格を取得して業務を遂行しています。

また、少数精鋭だからこそ、さまざまな国や地域に出張する機会があるのも魅力です。私の場合は、北米とアジアが担当ですが、アメリカだけでなく、オーストラリア、シンガポール、タイ、韓国、台湾、アラブ首長国連邦、エジプトなどにも出かけてビジネスを経験してきました。もちろんヨーロッパ担当になれば、ドイツを中心にさまざまな国に出張するチャンスがあるでしょう。顧客は世界中にいますので、仕事とはいえ、これほど多様な国や文化に触れあえる機会があるのは、日本炭酸瓦斯の海外事業部ならでは魅力だと思います。

世界を舞台に仕事をしたい方、日本にとどまらずにグローバルに活躍したい方、そんな方には日本炭酸瓦斯はぴったりです。学生時代に学んだ専門分野の知識と語学力をフルに生かしながら、自分自身の能力を高め、可能性を広げることができる会社です。海外営業部は少人数の部署なので、部員総出でみなさんを指導、育成していきます。興味があれば思い切って飛び込んできてください。お待ちしています!
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