The Master Trust Bank of Japan ,Ltd.
日本マスタートラスト信託銀行(株)【三菱UFJフィナンシャル・グループ】【マイナビ/グローバル人材紹介サービス】
最終更新日: 2024/04/01
銀行・証券 / コンサルティング・調査
日本語 : ネイティブレベル英語 : 問わない
東京都港区赤坂一丁目 8 番 1 号 赤坂インターシティ AIR
日本マスタートラスト信託銀行(株)【三菱UFJフィナンシャル・グループ】【マイナビ/グローバル人材紹介サービス】
語学力を活かして活躍できるチャンスがある仕事。一人の金融プロフェッショナルとして日本の金融インフラを支えることが大きなやりがい
入社年月: 2013年入社
出身学校: 上智大学 Others
部署: 業務企画推進部 業務企画グループ
社会貢献性の高さと英語力を活かせる業務に魅力を感じ入社を決意
就職活動では志望業界を金融には絞っておらず、いろいろな業界を研究するなかで、金融業界が経済活動の中心的な役割を担い、さまざまな業界と接点を持ちながらビジネスを展開していることに興味を持ち始めました。その中で、日本マスタートラスト信託銀行(以降、MTBJ)と出会い、会社説明会に参加して詳しく話を聞いてみると、さまざまな魅力がある会社だと感じて志望しました。

一番魅力に感じた点は、これまで磨いてきた英語力を活かして海外の企業と関わりながら仕事ができることです。もちろん他の金融機関でも海外との接点を持ちながら仕事はできると思いますが、MTBJの場合、実は新入社員の半分くらいが業務で海外や外国資産と関わる部署に配属されるため、自分が望む環境で仕事ができるチャンスが大きいことに惹かれました。

また、MTBJは国内最大手の資産管理専門の銀行として、当時345兆円、現在は約600兆円の金融資産をお預かりしており、金融インフラとしての社会貢献性の高さに魅力を感じました。そして、非常に多くの外国資産を受託しており、外国領域に強みを発揮する銀行として、専門性が高い業務に従事できるので、自分自身も大きく成長できることが入社の決め手となりました。

入社後に配属されたのは市場管理部です。集団訴訟を扱うチームに所属し、日本国内の機関投資家のお客様のために、アメリカを中心に海外で起きた訴訟の和解金請求手続きを行っていました。英語で書かれた法律文書を読み内容を理解し、手続きに必要な書類の作成を行い、訴訟管財人と呼ばれる海外の会社とやりとりをするといった内容です。市場管理部には8年間所属し、集団訴訟に関連した業務に加えて、英語の文章を解析するAI(人工知能)を導入する業務改善プロジェクトなども担当していました。
イギリスでのカストディ研修を通じて業務知識を深める
初めて海外研修に参加したのは2018年です。約1週間、イギリスでカストディ研修を受けました。カストディというのは、有価証券の管理・保管業務を総称した金融の専門用語で、投資家に代わって有価証券の管理を行う銀行はカストディアンと呼ばれます。MTBJは、投信委託会社や年金基金などの国内の機関投資家のお客様が海外に保有されている有価証券の管理業務をお客様に代わって行います。

具体的には、世界各国のグローバル・カストディアンのネットワークを活用し、各市場に投資を行うお客様に対して外国市場での有価証券の決済および保管・管理サービスを提供しています。そのため、MTBJで外国領域の業務を行うには、まず取引先であるグローバル・カストディアンの業務をしっかり理解する必要があります。

私の場合は、イギリスのボーンマスに拠点があるグローバル・カストディアンのオフィスで研修を受け、カストディアンの業務を詳しく知ることができました。また、MTBJのシステム処理の受け手であるカストディアンにおいて、どんな人がどんな業務を行っているのか、画面の向こう側にいる担当者の存在が実感できたことも大きな収穫でした。

カストディアン研修に参加したのは入社5年目でしたが、業務では英語を使う機会が多いので、会社が募集するライティングや英会話の研修プログラムなどにも積極的に参加してきました。現在も語学力が落ちないように英語の勉強は継続しています。金融関係の専門的な知識については、社内で実施される勉強会や業務習得の中で学びました。
グローバル・カストディアンとMTBJの架け橋を担う。金融インフラを支えるやりがいを実感
9年目に業務企画推進部に異動しました。各国の市場制度を調査し、要点をまとめて国内のお客様にニュースレターとして配信する業務を担当しました。現在は、リレーションシップマネージャーとして、MTBJがより良いサービスをお客様に提供できるようグローバル・カストディアンとMTBJの架け橋役を担っています。

MTBJでは複数のグローバル・カストディアンと契約しており、私が担当しているカストディアンは3社です。新しいサービスが開始される際や市場制度が変わる際には、MTBJオペレーション担当者、営業担当者とカストディアンとの間に入り、調整役として情報の収集、打ち合わせ、折衝等を行います。

今年度、自分で企画した業務のなかにカストディアン実査があります。グローバル・カストディアンの海外拠点に出張して、オペレーションやシステムの実態をチェックします。普段は直接会うことのない担当者と対面で話せるのはとても貴重な機会です。現地ではサービスレベルを確かめるだけでなく、世界中の金融機関と取引のあるグローバル・カストディアンに対して、日本の金融インフラの担い手として日本の信託の仕組みについて説明し、海外で理解を得ることも私たちの使命だと考えています。

MTBJの重要なミッションは、日本国民の年金資産や投資信託などの財産を守ることです。非常に社会貢献性の高い会社であるため、目標や責任感を持った社員が多いことや、社風の良さも大きな魅力です。というのも、実は私のアイデアをもとに会社の公式マスコットが誕生することになりました。市場管理部の頃の業務が表彰され、社長と直接お話をする機会があり、自分が考えた“マスとらくん”というマスコット(社名からヒントを得て)のことをお話すると、担当部署に情報が引き継がれ、公式マスコット化が決定。最初にお話してから7年かかりましたが、一般社員のアイデアを吸い上げて実現されたことや周りの同僚が積極的に協力と応援をしてくれたことに、あらためて社風の良さを実感しています。

MTBJは、知的好奇心が旺盛で、専門知識をどん欲に吸収しようとする方、金融のプロフェッショナルに成長したいと思っている方にぴったりの職場です。ぜひ、私たちと一緒に、ナショナルインフラとして日本の金融システムを支えていきましょう。
この企業の先輩一覧に戻る