CAULIS Inc.
【CIJ KOREA】(株)カウリス
最終更新日: 2024/02/08
ソフトウエア・情報処理 / クレジット・信販・リース・その他ファイナンス / 通信・情報
日本語 : ビジネスレベル英語 : 会話レベル
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F FINOLAB内
【CIJ KOREA】(株)カウリス
【情報インフラを共創し、世界をより良くする】
顧客への自社サービスの提供を通じて蓄積される不正利用者情報のデータベースを作っています。
ライフラインである電力会社とのアライアンスや、政府のスタートアップ支援施策を通じた新サービス開発を進めており、日本を支えるインフラ企業を目指します。
企業からの伝言板
代表からのメッセージ

現在カウリスでは、5番目のインフラとなるためのあらゆること(月間3億件以上のモニタリング、顧客横断、業界横断のデータ解析、顧客を支える安定したサービスインフラの構築、新しい不正を抑止するための新しいプロダクト開発、ライフライン企業とのデータベースの連携、データを元にしたガバメントリレーションシップなどすべて)を40人ほどのメンバーで行っています。ここでの経験が、必ず、みなさんのキャリア開発、スキル開発に繋がるものと自負していますし、今後もその機会を提供できるよう、カウリスも日々努力を続けます。

経験と成長、社会貢献を求めるみなさんの参加をお待ちしています。
会社情報
プロフィール カウリスは、クラウド型不正アクセス検知サービス「FraudAlert」の開発・販売を行っているサイバーセキュリティ・ソリューションプロバイダーです。

日本経済新聞が調査を実施したNEXTユニコーン100社のうちの1社として選出されるほか、トヨタ自動車が主催するオープンイノベーション・コンテスト「TOYOTA NEXT」にも500社を超える応募のなかから採択され、未来のセキュアなIoT・モビリティ社会を共創するベンチャーとしても評価されています。

クラウド型不正アクセス検知サービス「FraudAlert」は、新しい不正アクセス対策ツールとして幅広いお客様にご利用いただいております。
事業内容 不正アクセス検知サービスの開発・提供

近年、フィッシング被害が右肩上がりで増えており、クレジットカードの不正利用やインターネットバンキングの不正送金も増加の一途をたどっています。銀行やクレジットカード事業者など、個々の企業で対応していますが、犯行グループは次々と新たな手口で不正行為を行なうため、堂々巡りになっているのが現状です。

私は2015年、不正なアクセスの情報を企業間で共有し、ブラックリストとしてデータベース化するという構想を胸にカウリスを創業しました。このブラックリストを実現したのが、不正アクセス検知サービス「Fraud Alert(フロードアラート)」です。おかげさまで現在、銀行や証券会社、クレジットカード事業者、暗号資産交換業者、貸金業者などの金融機関を中心に50社以上の企業で導入いただいております。リリース当初から各業界のリーディングカンパニーが不正データの共有に賛同くださったため、強固なデータベースの構築に至り、業界を越えた不正アクセスの捕捉に成果を上げています。

Fraud Alertは、業界内やグループ会社内でご紹介いただく形で成長してきました。高い評価をいただける理由として、ツールの提供だけでなく、金融とITの両方に通じる専任がサポートしていることが挙げられます。創業当初から日本のサイバーセキュリティ/AML業界には外資系サービスしか存在せず、サービスを導入しても使いこなせない、という状況が見受けられました。その中においてカウリスは国内発のサービスとして、複数の部署間で調整が必要な導入から運用、分析にいたるまで支援体制を整えています。

さらにカウリスでは、ブラックリストのビジネスモデルを生かし、犯罪の傾向や実例、対策について、金融庁や警察庁などの政府に情報提供を行っています。これまでブラックボックスになっていた具体的な手口のデータを初めて可視化した企業と言えます。

カウリスのもう1つの柱が、電力事業者との取り組みです。近年、偽造の免許証やマイナンバーカードを使った銀行の口座開設やクレジットカードの申し込みが急増しています。偽造証書は非常に精巧に作られていて真贋確認が困難を極めます。そこで全世帯が契約をしている電力の情報を活用しようというのが、この取り組みです。金融機関からお預かした申込情報を電力事業者の持つデータと照らし合わせ、不正な申込を検知します。

実はこの事業は当初、電力事業法に沿わないものでした。そこで、新たなビジネスモデルに現行規制が課題となる場合、実証により規制の見直しにつなげられる「規制のサンドボックス制度」を利用しました。実証の結果、電力事業者の持つ情報は不正な申込の捕捉に非常に有効であることが証明されました。さらに金融庁がグローバルカンファレンスでこの成果を発表したところ国際的に高い評価を受け、2022年4月に電力事業法が改正されました。カウリスと電力事業者の取り組みは、「規制のサンドボックス制度」を活用した国内初の事業化につながり、我々は、データを基に法律や規制を変えていけることを証明できました。
本社郵便番号 1000004
本社所在地 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F FINOLAB内
本社電話番号 03-4520-7975
創業・設立 2015年12月4日
資本金 55,000,000円
従業員数 42名(2023年9月末時)
売上高 7億6,000万円(2022年12月期)
主な取引先 (五十音順)
SMBCベンチャーキャピタル(株)
関西電力送配電(株)
クオンタムリープ(株)
Salesforce Ventures LLC
(株)セブン銀行
ソニーグループ(株)
(株)電通国際情報サービス
三菱UFJキャピタル(株)
(株)リヴァンプ
平均年齢 36.7歳(2023年5月時点)
平均勤続年数 2.5年(2023年)
平均有給休暇取得日数(前年度実績) 4.9日
役員及び管理的地位にある者に占める女性の割合 26.7%
沿革 2015年12月
東京都新宿区に(株)カウリスを設立

2016年12月
不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」を提供開始

2017年10月
香港のSuperCharger Open Pitchにて優勝

2017年12月
ソニー(株)(現:ソニーグループ(株))及び(株)電通国際情報サービス、(株)セブン銀行、(株)リヴァンプを引受人として第三者割当増資を実施

2016年2月
(株)みずほ銀行 Mizuho Innovation Award受賞

2016年6月
経済産業省 JStartup企業に選出

2019年3月
関西電力(株)(現:関西電力送配電(株))と共同で、金融と電力データを活用した分野で一号となる「新技術実証実験制度(規制のサンドボックス制度)」の認証を取得

2019年4月
MUFGビジネスサポート・プログラム「Rise Up Festa」にて最優秀賞を受賞

2020年1月
関西電力(株)(現:関西電力送配電(株))及び三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合を引受人として第三者割当増資を実施

2021年3月
台湾のTRC2020にて優勝

2023年3月
FIN/SUM2023にて最優秀賞を受賞

2023年11月
規制のサンドボックス制度で実証を行なった「電力サービス」の受注を一部開始
お問い合わせ
採用問い合わせ先 本社所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F FINOLAB
TEL:03-4577-6577
採用担当者連絡先:recruit@caulis.jp