家計を支えるために就職するというのは印象が悪い？ 僕は理系の学部生で就職を考えていますが、それは院に行く経済的余裕もなく、早く働いて家計を支えようと思っているからです。ですが、企業に動機を聞かれてこう答えるとお金のことしか考えていないような、よくない印象を与えてしまうのではないでしょうか？

｢早く働いて家計を支える｣という気持ちと｢お金のことばかり気にする｣といった気持ちはまったく違う種類のものではないでしょうか？　その動機自体でお金にうるさそうな、よくない印象を与えてしまうということはないと思いますよ。ただ、経済的余裕がないので“仕方なく”就職するという気持ちがあるのであれば、それは企業にとって魅力ある人材とはいえません。早く働きたいという前向きな気持ちであれば、志望動機の一部になりますが、もっと積極的に、（働くからには）こんなことがしたい、あんな仕事をしてみたいといったことを考えてみて、それを志望動機とするべきではないでしょうか？