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[職種研究] システム保守運用

何をやる仕事?

「システム保守」は、稼働中のコンピューターシステムを定期的に点検したり、マシンや周辺機器の入れ換えなどにともなうシステム調整を行う仕事である。一方、「システム運用」は、システムを動かすためのオペレーター。決まった時間にシステムを起動する、データの入力を行う、計算結果を所定の部署へと転送する、バックアップをとる、などのルーチンワークがほとんどで、顧客企業に常駐して仕事をするケースも多い。保守も運用も、ひとたびトラブルが発生すれば、原因究明と再発防止のために迅速な行動をとらなければならない。特に公共システムや金融システムなどは、復旧に時間がかかれば深刻な事態になりかねない。きわめて責任の大きい仕事と言えるだろう。

どんな能力やスキルが求められるか?

■経験や専攻は不問で、入社後の研修でひととおりの基礎知識は習得できる。

■顧客によって作業の内容や方法が異なるので、現場で経験を積んでいくことになる。

■技術の裏づけとなる資格には、「基本情報技術者」「システム監査技術者」といった国家資格のほか、ソフトウエアメーカーが行うアプリケーションやOSなどに関する認定試験もある。

■ルーチンワークが多いので、正確・几帳面に仕事をこなすタイプが向いている。