志望動機
志望動機とは?
志望動機は選考を受ける上でもっとも重要な要素です。採用担当者にとっては、志望動機を問うことで、「自社のことをどれだけ勉強し、理解しているか?」、「人物像はどうか?」、「入社後活躍してくれそうか?」ということを探ることができるからです。志望動機はエントリーシートや履歴書に記載したり、面接での受け答えを通じて企業に伝えます。
志望動機を書く前のポイント
- ① その企業でなければダメな理由を伝える。他の企業にも通じる志望動機はNG。
- ② 企業の良さを述べるだけではNG。自分自身の人となりと企業での仕事を結びつける。
- ③ 企業で自分がどう活躍したいか、活躍できるかまで落とし込む。
- ④ 説得力を増すため、必ず根拠をつける。
ベースとなる志望動機を書き出す
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具体的にどのような内容が志望動機になり得るか、下記例を参考に書き出してみましょう。
志望動機のベースとなる要素例
- ●取り組みたい仕事
- ●叶えたい志
- ●将来のキャリア設計
- ●店舗見学・会社訪問で感じたこと
- ●インターンシップで感じたやりがい
- ●OB・OG訪問で刺激されたこと
- ●活かしたい専門知識・資格 など
自分の人となりと企業・仕事の結びつきを書き出す
- 志望動機のベースができたら、その内容につながる自身の体験や人となりを見いだし、書き出します。自分との結びつきを伝えると、自然と志望動機の根拠付けになります。さらに、その根拠がどれだけ強い意味を持つのかを示すために、成績・実績(できれば具体的数字)についても触れられるとよいです。
入社後どのように活躍したいか
- 志望動機が固まってきたら、「入社後、具体的にどのように活躍したいか」ということまで落とし込みましょう。企業の採用担当者が面接で一番知りたいことは、自社で成長し、高いパフォーマンスを挙げていく素養があるかということです。
そのため、入社したい気持ちを一方的に訴えるだけで終わらず、「自分が入社したらこのように活躍したい」ということまで伝えられるとよいです。
志望動機をまとめる
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最後に、それぞれをまとめて志望動機の形にしていきましょう。形にするときは、次の構成に沿って書くとまとめやすくなります。
志望動機のまとめエントリーシート、履歴書、面接など、場面によって
- ●志望動機をまず一言で
- ●具体的にいうと
- ●その理由は(志望のきっかけ・自分との結びつき)
- ●入社後どのように活躍したいか
志望動機をまとめ直す必要はありますが、
上述のように基本形をまとめておけばどの場面にも応用しやすくなります。