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[職種研究] 編集・制作

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何をやる仕事?

雑誌や書籍、あるいはCD-ROMやWebのコンテンツなどを作るのが編集・制作の仕事だ。企画立案から始まり、執筆者やカメラマン、デザイナーの手配、取材のアポイント・立ち合い、印刷所との連絡、営業担当者との企画のすり合わせなど、さまざまな作業を並行してこなしていく。原稿や写真の内容と分量をチェックし、制作のスケジュール管理を行い、ときには自分で取材や執筆もする。編集・制作にとって重要なのは企画力であり、執筆者と同等の知識が要求される場合も少なくない。また、同じテーマであっても“新しい切り口”を見つける才覚が必要だ。さらにそれを“売れる”ものに仕上げなければならず、同時にコスト管理やマーケティングも視野に入れた判断が求められる。もうひとつ大切なのは、人とのつながり。作家やライター、カメラマン、デザイナーなどとの信頼関係を築くことで、自分のイメージしたとおりの出版物が実現できるのだ。ビジネスとプライベートの垣根が曖昧になりがちだが、それを嫌っていてはこの仕事はできない。

どんな能力やスキルが求められるか?

■編集・制作の仕事は、その内容によって必要とされる知識・スキルは異なる。たとえば、翻訳出版をメインとしているところならば、一定レベル以上の語学力が必要とされる。

■基本となるのは、多方面に対する好奇心。この世界には、新しいもの好きで、雑学や流行への感度が高い人が多い。

■多くの人と接する仕事。しかも、社内、執筆者、印刷所、読者…それぞれで微妙に対応を変えなければならない場合がある。コミュニケーション能力、柔軟な対応力が必要。

■出版社や編集プロダクションのほとんどは、体系的な社員教育はない。仕事は見よう見まねで覚え、自分なりのスタイルを確立していく。「教わらないとできない」人は、この仕事に向かない。